庭JAPANから『「とうほくこよみのよぶね」を海へ浮かべる』の報告

「とうほくこよみのよぶね」
凄まじい風だった。
釜石市の平田漁港に土煙が舞っていた。
庭JAPANは第二回目の「こよみのよぶね」から水面に時を表すこよみ行灯を浮かべるお手伝いをしてきました。雪が降る時も、雨の中でも、どんなに寒さが厳しいときでも「こよみのよぶね」を水の上に浮かべてきました。
3月10日、釜石の土煙は竜巻のように目に見える形で暴れ始めた。設営を担当する庭JAPANは意見を求められ「厳しいです」と答えた。
その後、こよみのよぶねを想像し、作り、現した日比野克彦氏が現地に到着し考えた上「やれるとこまでやろう」と言った。
3月11日、二年目の慰霊祭の海は荒れていた。
「とうとう一度も水面に慰霊の灯りを浮かべることが出来ないのか」と脱力感を感じた。大槌の漁港近く壊滅的な被害をうけた地域にある小学校跡地での「とうほくのこよみのよぶね」となった。陸地にこよみのよぶねの形を結んでいった。
そこは、桜の下。まだ咲かぬ桜の下。
桜の下にこよみのよぶねは立ち上がり、灯りをともした。
最後には人々がこよみのよぶねを担ぎ上げ、桜の下で練り流れた。
大槌町は現在高台移転を進めており、小学校跡地も嵩上げし、新たな平地とする計画です。
こよみのよぶねを見守った桜は切り倒されるそうです。
「どうやったらこの桜たちを救えるの?」
答えれませんでした。
延々と続く東北の沿岸部で同じ問題が起きています。
出切るコトなら救いたい。
関わったその地のコトだけでも何とかしたい。
いつも思います。
最後は「やれるとこまでやろう」という意思の力でしかない気がします。
みらいをうえる
                                                     平成25年3月15日 庭JAPAN 古川乾提

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